【発見】子どもの天職の見つけ方【小さい子をもつあなたへ】

我が子を温かく見守る親 教育

✅読者(子どもの保護者)の悩み
「我が子に向いている仕事は何?」
「どうやって見つけるの?」
「注意した方が良いことは?」

こういった疑問に答えます。
我が子を温かく見守る親

✅本記事の内容

  • 子どもの天職を見つけるための3つの視点
  • 子どもの天職の探し方3選
  • 子どもに体験させるときの3つの注意点

✅筆者の経験
この記事を書いている私は、3つの職を転々としながら、14年間働いてきた36歳です。
多様な仕事を経験する中で、自分の天職について考え、ようやく自分のやりたいことが考えられるようになりました。
また、自身に子どもができたことで、我が子にどのようにキャリア教育をすべきかを改めて考えてみた36歳の父親です。
そんな私が解説していきます。

子どもの天職を見つけるための3つの視点

好きなこと

子どもの好きなことを書き出してみましょう。
子どもの好きなことが明確になるからです。
たとえば、子どもが自分から車のおもちゃでよく遊んでいれば、「車が好き」と書き出しましょう。
まずは、気楽に書き出してみましょう。
お気に入りおもちゃで遊ぶ子ども

得意なこと

子どもの得意なことを書き出してみましょう。
子どものできることが明確になるからです。
たとえば、模型作りをするようであれば、「細かい作業に集中できる」と書き出しましょう。
たしかに、「子どものできることなんて思いつかないよ…。」と思うかもしれません。
しかし、本が好きであれば「文章を読むことに集中できる」、ブロック遊びが好きであれば「デザインができる」など、いくらでもできることは見つかります。
思いつきにくい場合は、子どもが好きな遊びの中で、できることを見つけてあげましょう。
ブロック遊びに集中している子ども

社会に求められること

上記の「好きなこと」と「得意なこと」をもとにして、社会に求められることを書き出してみましょう。
子どもの特徴が、社会にどのように役立つかわかりやすくするためです。
たとえば、上記の「車が好き」で、「細かい作業に集中できる」という特徴をもつ子であれば、「車の整備」が社会に求められることになるでしょう。
子どもの特徴をもとに、それが社会でどのように役に立つか考えてみましょう。
車の整備士☆整備士

上記の章では、子どもの天職を見つけるための3つの視点を説明しました。
好きなこと
得意なこと
社会に求められること
です。
この3つの視点が重なるところが、子どもの天職になります。
魚類学者であり、タレントであり、イラストレーターであるさかなクンは、「魚が好き」で「絵を描くことができる」という特徴をもっており、「魚の知識を広めてほしい」という社会のニーズがあり、活躍しています。
「さかなのこ」というさかなクンの半生を描いた映画は、この3つの視点を考える際に参考にさせていただきました。
興味がありましたら、ぜひご覧ください。

では、この3つの視点はどうやって掘り下げていけばよいのでしょうか。
次の章では、子どもの天職の探し方3選を見ていきます。

子どもの天職の探し方3選

本の読み聞かせから探す

様々なジャンルの本の読み聞かせをしましょう。
好きなものを与えるきっかけになるからです。
たとえば、絵本の定期購読をしましょう。
福音館の「かがくのとも」は、「身近な植物、動物、モノ、現象を、事実の羅列ではなくストーリー性を大切にして、子どもたちに伝えます。」とあります。
かがくのともとはより
私の子どもは、この本の読み聞かせから、飛行機が好きなことがわかり、「図鑑を読みたい。」や「空港に行きたい。」と言うようになりました。
たしかに、「定期購読はお金がかかる…。」という気持ちはわかります。
そうであれば、図書館に行きましょう。
図書館に行けば、今回おすすめした「かがくのとも」を揃えているところも多いでしょうし、色々なジャンルの本が見つかります。
本を読み聞かせる中で、子どもの「好きなもの」が見つけ、関連するものや体験を与えてあげましょう。
子どもに本を読み聞かせる親

体験から探す

色々な場所に連れていき、色々なことを体験させましょう。
体験することで、本当に「好きなこと」がわかるからです。
たとえば、「ピアノが好き」という子がいれば、ピアノのコンサートに連れていき、ピアノを弾かせてみましょう。
子どもが、コンサートでは楽しそうにしていたのに、習わせてみると「面白くない。」と言うのであれば、その子は、「ピアノの演奏を聴くのが好き」ということになります。
たしかに、「続くかどうかもわからないのに、ピアノを与えるのはもったいない…。」と思うかもしれません。
その場合は、おもちゃのピアノを与えましょう。
おもちゃのピアノに没頭するようであれば、習わせることを考えてみるのはどうでしょうか。
色々な体験をさせて、子どもが本当に「好きなこと」を考えてあげましょう。
ピアノの演奏を聴いて喜んでいる子ども

親の「好きだったこと」「得意だったこと」から探す

親が子どものころに「好きだったこと」や「得意だったこと」から考えてみましょう。
「好きなこと」や「得意なこと」は、遺伝する可能性があるからです。
たとえば、あなたが子どものころにプラモデルにハマっていたのならば、あなたの子どもは「ものをつくることが好き」で、「緻密な作業ができる」可能性があります。
ここで注意点があります。
現在のあなたではなく、あなたが子どものころのことをもとに考えましょう。
たとえば、今、あなたが営業職をしているのであれば、「人と接することが好き」などの特徴があがるかもしれません。
ただ、仕事を始めてからの自分は、その仕事に応じて変わっていった自分の可能性があります。
本来の自分は別物の可能性があります。
あなたが子どものころに「好きだったこと」「得意だったこと」から、あなたの子どもの「好きだったこと」「得意だったこと」から探しましょう。
自分が小さい頃のことを思い出す人

上記の章では、子どもの天職の探し方3選を説明しました。
本の読み聞かせから探す
体験から探す
親の「好きだったこと」「得意だったこと」から探す
です。
ここまで読んでいただいたあなたは、「色々な体験が大切なことはわかったけど、そのときに注意することはある?」と考えていると思います。
そこについて、次の章で説明していきます。

子どもに体験させるときの3つの注意点

見守る

子どもの行動を見守りましょう。
子どもは親の顔色を伺うからです。
たとえば、野球好きな母親が、子どもがボール投げをするのを見て、「すごーい!」と嬉しそうにすると、子どもは、「ボール投げをするとママは喜んでくれるんだ。」と考えます。
たしかに、自分が「好きなこと」を子どもがしていたら、嬉しい気持ちはわかります。
しかし、これは、子どもが「好きなこと」ではありません。
「好きなこと」を見つけるために、落ち着いた態度で子どもを見守りましょう。
子どものことを見守る親

過程を褒める

普段から、子どもの過程を褒めましょう。
新しいものにチャレンジする心を育てるためです。
たとえば、箸が使えるようになったときに、「練習してきたからできるようになったね。すごいね。」と声をかけましょう。
子どもは、「練習してきたからよかったんだ。」と考えます。
「箸が使えるようになってすごいね。」と声をかけると、子どもは、「できることがよかったんだ。(できないのはダメなことなんだ。)」と考えます。
新しいものにチャレンジする心を育てるため、子どもの過程を褒めましょう。
子どものがんばりを褒める親

人の存在を伝える

体験させたものに関わっている人の存在を伝えましょう。
自分の生活が、誰かの仕事によって支えられていることを意識させるためです。
たとえば、タワーに行ったときに、「こんな高いものを作った人がいるんだね。すごいね。」と伝えましょう。
子どもは、「これは人が作ったんだ…。」と気づきます。
子どもによっては、「すごい…。私もやってみたい…!」と思うかもしれません。
人の存在を伝えることで、色々な仕事があることを知り、「好きなこと」の幅を広げることができます。
体験させたものに関わっている人の存在を伝えましょう。
人の存在を伝える親

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事を書いている私は、3つの職を転々としながら、14年間働いてきた36歳です。
多様な仕事を経験する中で、自分の「好きなこと」、「得意なこと」、「社会に求められること」について考え、ようやく自分のやりたいことが見えてきました。
自身の経験をもとに、我が子にどのようにキャリア教育をすべきかを改めて考えてみた私の記事が、保護者や教育関係などの人に参考になれば幸いです。

Microsoft日本法人元社長の成毛眞さんは、「AI時代の子育て戦略(SBクリエイティブ株式会社)」の中で、「子育ては『ハマるもの探し』の旅」と話しています。
私自身もこの書籍から、多くの学びをもらいました。
もし、詳しく学びたい人は、「AI時代の子育て戦略(SBクリエイティブ株式会社)」をご一読ください。

このブログでは、「学ぶことは人生を豊かにする」という思いを大切にし、私の学びを無理のないペースで発信していきます。
いつか、書籍の出版を夢見ています。
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