✅読者(一生懸命働いている人)の悩み
「適当に仕事をする人はどんな心理なのだろう?」
「あいつに仕事をやらせたい…」
「どうせあいつがやらないのは気づいている…本当は自分を変えたい…」
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
- 働かない人の心理を3つのタイプにまとめました。
- 働かない人を動かすには?タイプ別3つの方法
- 自分を変える3つの考え方
✅筆者の経験
この記事を書いている私は、異動や転職で、4回職場を変えながら、14年間働いてきた36歳です。
学生時代は野球部に所属、「イエスマン」気質の身についた私…
サービス残業当たり前の中、体を壊したことで、人間関係について考えるようになりました。
現在は中間管理職として、仕事を任せつつ、無理なく働いています。
そんな私が解説していきます。
働かない人の心理を3つのタイプにまとめました。
タイプ1:気づかない人
このタイプの人は、今やるべきことをわかっていません。
社内で当たり前になっている常識がないのです。
あなたも新入社員時代、忙しそうにしている先輩たちの中、何をしてよいかわからずウロウロと社内を歩き回ったことはありませんか?
このタイプの人は、社内の当たり前の常識がなく、今何をすべきかをわかっていません。
✅どんな人が多い?
このタイプの人は、会社に入ったばかりの新入社員に多いです。
タイプ2:できない人
このタイプの人は、仕事のやり方をわかっていません。
仕事をして、それが周りに認められたという成功体験がなく、自信がないのです。
あなたも、やり方を教えてもらえずに仕事を投げられ、どうしてよいのかわからないまま仕事をしたことがありませんか?
その仕事を終えても、良かったのか悪かったのかわからず、気づけば忘れてしまったということはありませんか?
このタイプの人は、成功体験がないゆえに、仕事の正しいやり方がわからないでいます。
✅どんな人が多い?
このタイプの人は、自己流で仕事をしてきた社員に多いです。
「自己流で仕事をしてきた社員」には、周囲に気を遣い質問できなかった人や読解が苦手でマニュアルを参考にしない人などがいます。
タイプ3:自ら選んでいる人
このタイプの人は、本来の仕事の目的を忘れています。
成功体験があり、自分の仕事に自信をもっているのですが、社会の変化への視野が狭く、変化しようとするチャレンジ精神がないのです。
社会は変化するもので、仕事のニーズも日々変わっています。
あなたも、会議で他の社員の提案の際、「私には関係ない」と考えて、聞いていないことはありませんか?
新しいプロジェクトを「面倒くさい」と思ったことはありませんか?
このタイプの人は、自分のやることのみに集中した結果、変化を捉えられず、本来の仕事の目的を忘れています。
✅どんな人が多い?
このタイプの人は、自己流で仕事をしてきたベテラン社員に多いです。
目の前の仕事を早く終わらせることに集中している人や専門性のあることに特化している人などがいます。
ここまで、働かない人の3つのタイプを紹介しました。
その1:気づかない人
その2:できない人
その3:自ら選んでいる人
では、実際に仕事をしてもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
この点を、次の項目で解説します。
働かない人を動かすには?タイプ別3つの方法
その1:今やるべきことを伝える(気づかない人を動かすには?
今やるべきことを伝えましょう。
このタイプの人は、今何をすべきかをわかっていないからです。
たとえば、「このプレゼンをつくってみよう」それが終わったら「発表原稿を考えよう」とこちらが見通しをもち、具体的に指示を出しましょう。
彼らが自分で動けたときには、「ありがとう、助かったよ」と感謝やお礼の声をかけてあげれば、やる気を高めてあげることができます。
その2:わかりやすく伝えて、一緒にやってみる(できない人を動かすには?
わかりやすく伝えて、一緒にやってみましょう。
このタイプの人は、どうやってやるのかをわかっていないのですが、それを人に聞いたり、自分で調べたりできないからです。
たとえば、過去のプレゼンの例を見せて、なぜうまくいったのかを教えて、作成を手伝ってあげましょう。
完成した資料をチェックして、「一緒にできてうれしかったです」と喜びを伝えてあげれば、やり方と自信を、与えてあげることができます。
その3:システムをつくり、やらざるえない状況をつくる(自ら選んでいる人を動かすには?
システムをつくり、やらざるえない状況をつくりましょう。
このタイプの人は、本来の仕事の目的を考えず、仕事を効率よく終わらせることに集中していたり、自分のやり方でやろうとしたりするからです。
たとえば、会議で、プロジェクトの目的と各々がやるべきことを提案し、その後も繰り返し伝えるようにしましょう。
提案に沿った行動をしてくれたときには、「さすがだと思いました」と尊敬を伝えてあげれば、本来の仕事の目的を思い出させてあげることができます。
上記の項目では、タイプ別に、働かない人を動かす方法を紹介しました。
その1:今やるべきことを伝える
その2:わかりやすく伝えて、一緒にやってみる
その3:システムをつくり、やらざるえない状況をつくる
一つのやり方でうまくいかないときは、3つの方法を組み合わせて、仕事をお願いしてみましょう。
さて、ここまで読んでいただいたあなたは、もしかすると、「どうせあいつはやらないのは気づいている…本当は自分を変えたい…」と思っているのではないでしょうか?
「人のことでイライラするのはもう嫌…自分を変えたい…」と思っているのではないでしょうか?
私はそうでした。
では、自分を変えるにはどうすればよいのでしょうか?
この点を、次の項目で解説します。
自分を変える3つの考え方
その1:それぞれの違いを考える
「若手社員なら自分から聞くべき」、「わからないなら相談するのが当たり前」と、あなたの考えを押し付けるのではなく、「そういう考えもある」と相手の考えを認めましょう。
人によって育ってきた環境が違うからです。
アインシュタインの言葉に、「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション」という言葉があります。
たしかにあの人は会社の常識がわかっていないかもしれません。
しかし、あの人がいることで、会社に新しい考えが生み出される可能性が生まれます。
その2:減点法ではなく、加点法で考える
「あの人が私の注文通りに仕事をやってくれない…」と理想からの引き算で考えるのではなく、「あの人がいるから私の仕事が減った」と0からの足し算で考えましょう。
あの人がいることによって、あなたの仕事は少しでも減っているからです。
具体的には、電話にでる、印刷をするなど、あの人でもやっている仕事があります。
たしかに、あの人がいなくても会社は回るかもしれません。
しかし、あの人がいることで、少なからずあなたのやることは減っています。
その3:今できることを考える
「私はたくさん仕事をして苦しい…あの人がサボっているからだ…」と、あなたが大変な原因を考えるのではなく、「あの人が働かないのはなぜだろうか?働いてもらうために私ができることは何?」と、あなたが今できることに集中しましょう。
相手への批判をしていても、あなたの仕事は進まないからです。
具体的には、「あの人はサボってイライラする」という気持ちが出てきたら、「あの人ができるシステムをつくろう」、「あの人ができることだけふろう」と考えます。
たしかに、あの人に指摘したいことはわかります。
しかし、指摘することでは、あの人のやる気は上がらないでしょう。
仕事をしてもらうには、指摘よりもあなたが動かしてあげることが1番の近道です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いている私は、自分に、周りに厳しく生きてきました。
その結果、体を壊し、自分を変えたいと感じ、読書を始めました。
最初に変わるきっかけを与えてくれたのは、「嫌われる勇気」という本です。
もし興味があれば、購入検討されてください。
このブログでは、「学ぶことは人生を豊かにする」という思いを大切にし、私の学びを無理のないペースで発信していきます。
いつか、書籍の出版を夢見ています。
応援していただける方は、このブログの紹介よろしくお願いいたします。
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