【発見】あなたが悪くない3つの理由【話が長い上司をもつ人へ】

上司から指導を受ける人 人間関係

✅読者(上司の長い話に付き合わされている人)の悩み

「上司から長々と指導を受ける…私が悪いの?」
「なぜ上司は私を長々と指導するの?」
「上司に目をつけられずに、楽に生きるにはどうしたらいいの?」

こういった疑問に答えます。

上司から指導を受ける人

✅本記事の内容

  • ・あなたが悪くない3つの理由をまとめました。
  • ・上司があなたを長々と指導する理由3選
  • ・上司に目をつけられずに生きる3つの方法

✅筆者の経験
この記事を書いている私は、異動や転職で、4回職場を変えながら、14年間働いてきた36歳です。
転職の際、話の長い上司のもとで新人研修をうけることがあり、その上司のもとで3年間働きました。
移動や転職を経験し、自分が中間管理職となったことで、指導をされる側、指導をする側両方の気持ちを考えるようになりました。
そんな私が解説していきます。

あなたが悪くない3つの理由をまとめました。

理由1:長い時間話しても、指導が伝わらないから(指導をうける側)

長い時間指導をしても、指導は伝わりません。
たとえば、1時間かけて、仕事のミスを指導されたとします。
指導をうける側は、「私がミスをして悪かったことはわかった。だけど、なぜ長々と指導されるのだろう?」と思います。
指導をうける側に、納得感はなく、反省の感情は生まれません。
結果として、指導が入りにくくなります。
指導は、伝わりやすく行われるべきです。

納得していない様子の若手社員

理由2:長い時間話すと、時間がもったいないから(指導する側と指導をうける側)

長い指導は、指導する側、指導をうける側の時間を奪います。
たとえば、30分かけて、資料のミスを指摘されたとします。
指導する側は、その30分があれば、ミスを修正してあげることができますし、他の仕事を進めることができます。
指導をうける側は、その30分があれば、ミスを修正できるでしょう。
長い指導の結果として、2人の時間が奪われ、組織全体の効率が落ちます。
組織は効率的に運営されるべきです。

時間を気にする上司と若手社員

理由3:長い時間話すと、印象が悪いから(周りから見る側)

長い指導は、周りから見ても印象が悪いです。
たとえば、長々と指導をしている場面を見ると、周りの人はどう思うでしょうか?
周りの人は、「Aさんはまた怒られている」、「Aさんは怒られてかわいそう」、「Bさんはいつも怒っている」、「Bさんは話が長い」などのことを思います。
人によっては、「Aさんは注意をうけてばかりのダメなやつ」とか、「Bさんは注意ばかりしてむかつく」と思う人もいるかもしれません。
結果として、組織内の人間関係の悪化につながります。
組織内の良好な人間関係が、よい仕事を生みます

指導されている同僚を心配する第三者

上記の章では、上司の長い指導をうけるあなたが悪くない3つの理由をまとめました。

理由1:長い時間話しても、指導が伝わらないから(指導をうける側)
理由2:長い時間話すと、時間がもったいないから(指導する側と指導をうける側)
理由3:長い時間話すと、印象が悪いから(周りから見る側)

指導をうける側、指導をする側、周りから見る側のどこから見ても、話が長いことで得られるメリットがありません。

では、上司はなぜあなたを長々と指導するのでしょうか?
この点を、次の項目で解説します。

上司があなたを長々と指導する理由3選

理由1:上司は、自分自身が教わった方法で、あなたを指導しているから

上司は、自分自身が教わった方法で、あなたを指導しているからです。
若手の育った環境と上司の育った環境は違います。
Z世代という言葉があります。
野村総合研究所より
この言葉は、受けてきた教育や親の置かれた状況など、世代によって育ち方が違い、価値観が異なることを表しています。
たとえば、あなたがZ世代なら、あなたの上司はY世代やX世代でしょうか。
学校教育で考えると、Z世代は校則が緩くなるなど、自己責任で考えるように教えられて育っています。
一方、X世代の男子は校則で丸刈りを強制されるなど、先生の言うことを聞くように強制されて育っています。
上司は、自分が教わったように、指導をしているのです。

理由2:上司は、部下に自分の経験を伝える必要があると信じているから

上司は、部下に自分の経験を伝える必要があると信じています。
日本の会社で昇進した人は、上司に認められるために行動してきた人が多いです。
その結果、視野が狭くなり、自分の考えが正しいと考えがちです。
彼らは、自分の正しい考えを周りに広めたいので、指導をします
別記事で、「あなたをコントロールしようとするひとの3つの特徴」を書いたので、興味がある人はそちらも読んでみてください。

理由3:上司は、部下をできるようにする教え方がわからないから

上司は、部下をできるようにする教え方がわかりません。
これは、誰にでも当てはまることです。
たとえば、日本語をすらすらと話す私たち日本人の中でも、その文法を正しく説明できる人はあまりいません。
言語化して教えることは難しいことであり、上司は言語化を学んでいないのです。
上司は、自分の成功体験を伝えようとするのですが、うまく伝える言葉がわからず、指導が長くなるのです。

上記の章では、上司があなたを長々と指導する理由3選をまとめました。

理由1:上司は、自分自身が教わった方法で、あなたを指導しているから
理由2:上司は、部下に自分の経験を伝える必要があると信じているから
理由3:上司は、部下をできるようにする教え方がわからないから

上司とは言え人間です。
できないこともたくさんあるので、指導を全て鵜呑みにするのではなく、聞くことと聞き流すことを分ける必要があります。

さて、ここまで読んでいただいたあなたは、「上司に目をつけられずに、楽に生きるにはどうしたらいいの?」と思っているのではないでしょうか?
この点を、次の章で解説します。

上司に目をつけられずに生きる3つの方法

方法1:上司に報告・連絡・相談する

上司に報告・連絡・相談しましょう。
上司は、あなたの仕事の進捗状況が気になっているからです。
たとえば、「今日の営業周りで、Cさんのところは手ごたえがなかったです。Bさん(上司)ならどうされますか?」と相談してみましょう。
たしかに、上司の意見が参考にならないかもしれませんが、上司の話がヒントになるときには参考にし、ならないときは聞き流せばよいのです。
相談された上司は、「頼られている。」と感じ、あなたのことを「コミュニケーション能力がある。」と評価してくれるはずです。

上司に相談する人

方法2:困ったら上司を頼る

困ったら上司を頼りましょう。
日本の会社で上司になる人は、認められたいという思いが強く、頼られることを喜ぶからです。
たとえば、「困っています。助けてください。」と上司に声をかけましょう。
たしかに、好きではない上司に助けてもらいたくない気持ちはわかります。
しかし、誰もが助け合って生きています。
上司に助けてもらいましょう。
助けてもらった際には、「ありがとうございます。ホッとしました。さすがだと思いました。」と、感謝や喜び、尊敬を伝えましょう。
上司はうれしくなり、これからもあなたを助けてくれるはずです。

上司を頼る人

方法3:正直に疑問を話さず、上司の話を言語化する

正直に疑問を話さず、上司の話を言語化するようにしましょう。
上司も、うまく言語化できないことがあるからです。
たとえば、上司から指導を受けるとき、「この前と言っていることが違う。変更があったのか?」と疑問を感じることがあるかもしれません。
そのときに、そのまま疑問を言葉にするのではなく、「B(上司)さんは~と言いたいのですね?」と、上司の言葉を言語化して伝えましょう。
たしかに、上司の話に違和感があれば指摘したいことはわかります。
しかし、指摘しても上司は「こいつはわかっていない。」と思うだけです。
上司の話を言語化すれば、上司は「こいつは指導を理解した。」と思い、指導も早く終わるはずです。

上司の言いたいことを言語化する人

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いている私は、異動や転職で、4回職場を変えながら、14年間働いてきました。
転職の際、話の長い上司のもとで新人研修をうけることがありました。
その上司のもとで3年間働きました。
その後、移動や転職を経験し、自分が中間管理職となった際には、自分が指導をうけたように、部下に長々と指導をしました。
その指導は部下に全く伝わらず、部下との関係が悪くなったことで、指導をされる側、指導をする側両方の気持ちを考えるようになりました。
今は、指導は端的に、伝わる言葉を選んでから話すことで、部下との関係も良好に過ごせています。

このブログでは、「学ぶことは人生を豊かにする」という思いを大切にし、私の学びを無理のないペースで発信していきます。
いつか書籍の出版を夢見ています。
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