✅読者(周りの目が気になる人)の悩み
「周りにどう思われているか気になる…なぜ?」
「あの人はなぜ私をコントロールしようとするの?」
「周りの目を気にして生きていくのは嫌だ…どうしたらいいの?」
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
- なぜあなたが周りの目が気なるのかまとめました。
- あなたをコントロールしようとする人の3つの特徴
- 気にしないために意識すべき3つの手順
✅筆者の経験
この記事を書いている私は、周りにどう思われるかを気にして生きてきました。
親に認められるために勉強し、学校で認められるために部活動で人一倍努力し、職場で認められるために多くの仕事を引き受けました。
その後、体調を崩し、自分の本当にしたいことを考えるようになりました。
今は、自分のしたいことに集中して生きています。
そんな私が解説していきます。
なぜあなたが周りの目が気になるのかまとめました。
その1:そう教えられてきたから
今まで、そう教えられてきたからです。
たとえば、親や先生に、「周りに迷惑をかけてはいけません。」と言われた経験はありませんか?
日本には、周りに迷惑をかけないことを強いる文化があります。
その結果、周りの目を気にして行動することになります。
あなたが周りの目を気にしてしまうのは、あなたのせいではありません。
そう教えられて、適応してきたからです。
その2:日本の歴史の中で、お互いを監視することが染みついてきたから
では、なぜ、日本には、「周りに迷惑をかけないことを強いる文化」があるのでしょうか?
それは、日本の歴史の中で、お互いを監視する制度がつくられて、それが染みついてきたからです。
例えば、江戸時代の五人組という制度を知っていますか?
この制度は、お互いがお互いを助け合うと共に、監視し合う制度
です。
Gakkenキッズネット五人組制度より
この制度では、周りが年貢を払わなければ、自分が年貢を払っていたとしても、連帯責任を負うことになります。
お互いがお互いを監視し合う制度が、日本の歴史に散見されます。
歴史的に、周りの目を気にすることが、我々に染みついているのです。
上記の章では、なぜあなたが周りの目が気になるのかをまとめました。
その1:そう教えられてきたから
その2:日本の歴史の中で、お互いを監視する制度が組み込まれてきたから
作家の鴻上尚史さんは、「同調圧力」という言葉で、この日本の生きづらさをまとめています。
興味があれば、調べてみてください。
次の章では、あなたをコントロールしようとする人の特徴を説明します。
あなたをコントロールしようとする人の3つの特徴
その1:承認欲求を大切にしている
一つ目の特徴は、承認欲求を大切にしていることです。
彼らは、周囲の人に認められるために行動します。
親に認められるため、先生に認められるため、上司に認められるために行動します。
彼らは、認められることでモチベーションを高めています。
その2:視野が狭くなっている
二つ目の特徴は、視野が狭くなっていることです。
その1で述べたように、彼らは認められるために行動します。
その結果、「自分を認めてくれる人の話を聞こう。」と考えます。
逆に、自分と違う考えを認められません。
結果的に、彼らはいつも同じ人の話を聞くことになり、視野が狭くなります。
その3:自分の考えを教えることが相手のためになると思っている
三つ目の特徴は、自分の考えを教えることが、相手のためにもなると思っていることです。
その2で述べたように、彼らは視野が狭くなっています。
彼らは、「周囲に認められる自分の考えが正しい」と思っています。
その結果、周りに自分の考えを押し付けようとします。
上記の章では、あなたをコントロールしようとする人の3つの特徴をまとめました。
その1:承認欲求を大切にしている
その2:視野が狭くなっている
その3:自分の考えを教えることが相手のためになると思っている
承認欲求にとらわれると、視野が狭くなり、周囲にも同じように振る舞うことを強要するようになります。
彼らに悪意はなく、あなたのためを思って、あなたをコントロールしようとします。
私はそうでした。
しかし、承認欲求にとらわれることは、時代遅れです。
教育者の藤原和博さんは、高度経済成長期までは正解を真似る時代であったこと、今は最適解を見つける時代であることを述べています。
興味があれば、ぜひ調べてみてください。
さて、ここまで読んでいただいたあなたは、「周りの目を気にして生きていくのは嫌だ…どうしたらいいの?」と思っているのではないでしょうか?
この点を、次の章で解説します。
気にしないために意識すべき3つの手順
手順1:誰が言っているかで判断しない
誰が言っているかで判断しないように意識しましょう。
人は、誰が言っているかで判断しがちだからです。
たとえば、インフルエンサーという言葉があります。
有名なファッションモデルが「おしゃれ」と言えば、今まで注目されていなかった服装が流行ることがあります。
あなたも「あの人が言うならそうしよう。」と、誰が言っているかで判断することはありませんか?
私もそうでした。
「笑顔で声をかけてくれるAさんの話は聞こう。」、「Bさんは注意ばかりしてくる。Bさんの言うことは聞き流そう。」と考えていました。
そうではなく、相手の話の内容を考えましょう。
手順2:相手の考えを言語化する
相手の話の内容を言語化しましょう。
人間誰しも、伝えたいことをわかりやすく伝えるのは難しいからです。
たとえば、相手の話の内容を聞きながら、事実と考えや思いに分けて整理しましょう。
整理した内容を、「~ことがあったんですね。」、「それをあなたは~に思っているんですね。」と、相手に確認しましょう。
たしかに、「聞き返すと失礼と思われないかなぁ…」と思うこともわかります。
しかし、聞き返すことで、相手は、「この人はよく話を聞いてくれている。」と思うはずです。
手順3:共感できる主張の根拠を調べてみる
共感できる主張の根拠を調べてみましょう。
自分の考えをつくるためです。
たとえば、話し相手の主張に共感できればその考えの根拠を相手に聞いてみたり、インフルエンサーの主張に共感できればその考えの根拠となっている本を読んでみたりしましょう。
実業家のジェームス・W・ヤングは、「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ」だと述べています。
「~が言っているから」と判断を人に委ねるのではなく、少しずつ自分の考えをつくっていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を書いている私は、周りにどう思われるかを気にして生きてきました。
学生時代は親や友人に認められるために人一倍努力し、社会人になってからは職場で認められるために多くの仕事を引き受けました。
周りの都合の良いように動いていた私は、無理をして生きていました。
その結果、体調を崩し、自分の本当にしたいことを考えるようになりました。
今は、自分のしたいことに集中して生きています。
考えを変えるきっかけを与えてくれたのは、読書の習慣です。
本記事で紹介した本も、もし興味があれば、購入検討されてください。
このブログでは、「学ぶことは人生を豊かにする」という思いを大切にし、私の学びを無理のないペースで発信していきます。
いつか、書籍の出版を夢見ています。
応援していただける方は、このブログのご紹介、よろしくお願いいたします。
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